vol.004 ピアサポート周(あまね)


 
今回の取材はピアサポート周(あまね)さん。ピアサポートってなんだろう?ホームページには、「見つけよう社会への入り口を、周はひきこもりや不登校に悩む方やその家族をサポートする団体です」と書いてある。一体、どんなところなんだろうとドキドキしながら電話をしてみると、優しい声の女性が対応してくれた。
小金井市社会福祉協議会(小金井ボランティア・市民活動センター)2階の一室を借りて活動しています。とのことなので、行ってみることにした。 
 
 
 
 
こんにちはと、迎え入れてくれたのは遠藤さんと池田さん。
柔らかい笑顔の2人だった。 
 
 
 
― いきなりですが、ピアサポート周さんのお名前はどういう意味ですか? 
 
「ピアサポート」は同じ目線で、対等な立場で利用者さんと接しながらサポートするよう心掛けています。「周(あまね)」は「あまねく」なので、人が集って、周囲も見渡せるという思いが込められています。私たちが好きな言葉なんですよ。ちょっと古い表現かもしれないですね。 
 
 
― 活動を始めたきっかけは? 
 
私たちは、もともと行政のひきこもり相談員として子どもや若者に寄り添いながら関わっていく仕事をしていました。そこで日々感じていたのは、社会に参加する自信を持てずに孤立している若者がいかに多く存在しているか!ということでした。彼らは、これから先の生活に不安を感じ、このままではだめだ!と分かってはいるものの、何を、どこから手を付けて、何から始めたらいいのだろうか、分からない!! と誰にも相談できずに一人で必死にもがいているのです。
ひきこもりの方にとって社会への第一歩を踏み出すことは私たちが想像する以上にハードルが高く、勇気を必要とします。そこで、「少しでも社会に慣れてから次のステップに進めるような仕組みが欲しいよね」と私たちの意見が一致し、2013年に、社会の入り口になるような小規模なフリースペース「ピアサポート周」を設立しました。私たちが心がけていることはサポーターとして、常に同じ目線で同じ方向を目指していこうということです。利用者さんにとってより良い方向性を見つけられるように一緒に考えていけたらと思っています。 
 
 
― どんな活動をしているんですか? 
 
社会から孤立していた方が、誰の目も気にしないで飾ることなくあるがままの自分を出せるような居場所を作り、ここで少しでも自信をつけて巣立っていけるようなお手伝いをしています。
具体的には、外に出ていきたいけど行く所がない、人と話ししたいけど誰と何を話したらいいのか分からない、でも、何とかしたい。そんな風に思って行動を起こし始めた若者の話し相手になっています。
相手に自分のことを分かってもらいたいし相手のことにも興味があるのに上手く話せないし伝わらない、と思い込んでいる方がほとんどです。でも、皆さん本当はそんなことないんですよね。本当に実際は思い込みなのですよね。でも、話をしたくなかったらしなくてもいいんです。トランプなどのゲームをいてもいいんです。そこに座っているだけで十分です。居心地よく過ごしてくださればいいんです。交流を通して少しでも心がホッコリしてきたな、と思ってくれたらとても嬉しいです。
お菓子を用意して待っています。 
 
 
―いつ活動していますか? 
 
スタートした頃の周は、理解ある社長さんが会社の使ってないお部屋をボランティア価格で貸して下さったので定期的に開催できていましたが、今は小金井市社会福祉協議会(小金井ボランティア・市民活動センター)の2階を借りて月曜の午後活動するようになりました。
ただ、こちらは抽選予約なので、必ず予定どおりに開催できるわけではありません。
部屋の予約が取れた時は、利用者の予約が入らなくても部屋で待機しています。 
 
 
 
― 利用に条件はあるんですか? 
 
特にありません。ちょっとでも困っている人ならばどんな方でも利用できます。但し、利用者本人の意思を尊重したいので、なるべく利用者本人からのご連絡をお待ちしています。どうしても親御さんが連絡される場合もあるかもしれませんが、その時は可能な範囲でご本人と変わってお話ししていただくことがあるかもしれません。
敷居は低いのでお気軽にご連絡ください。 
 
 
― 親御さんが悩んでいる場合もありますよね。 
 
本人より親御さんが悩んでいる場合は、親の会にきてもらうようにお話ししています。一年に9回くらい「周親の会」ひきこもりや不登校ぎみのお子さんをお持ちの方達の話し合いの場です。親の愚痴会になってしまうこともありますが(笑)、大歓迎です。
学舎ブレイブさんの一部のスペースを借りてやっています。 
 

学舎ブレイブ 〉詳しくはこちら 
 
 
〇 話を終えて 
 
ピアサポート周のお二人と話をしていて、お二人が、孤独を感じている若者のもがきを少しでも軽くするためにはどうしたらいいのか、必要としているものは何か、どう関わるかを常に考えていること、そして、利用者の方と対等であること、批判はせずに同じ目線であることがとても伝わってきました。
心地よい居場所作りができるようにほんとうに考えてくれているんだろうな、きっとここなら、社会にでる第一歩をお二人が笑顔でサポートしてくれて、孤独を感じている人が自信を取り戻すきっかけ作りの場になるだろうなと思えました。 
 
周りにひきこもりや不登校で悩んでいる方や、その家族の方はいませんか?
もしかしたらその方が必要としているのはここかもしれません。ここに行けば、優しい笑顔の女性二人が、ゆっくり話を聞いてくれます。安心、安全な場所だと思うので、まずは一歩踏み出して、電話をしてみてください。 
 
 

基本データ 
 
ピアサポート周
場所:小金井市社会福祉協議会2F会議室(小金井市本町5-36-17)
日時:不定期月曜日 午後1~~4時 (祝日、第5週、8月は休み)
参加費:300円
お問い合わせ:070-5454-9489(平日の午前9時~午後5時まで)amanekoganei@gmail.com
※参加を希望される方は事前にご連絡ください。初めての方はお話を30分ほど伺います。
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