ミニコ警察24時?
さて、前回の記事で焼きそば屋さんの頑固職人に「肉野菜を減らすと利益が上がる」とオトナの毒を注入してしまったおやじバイト記者ですが、焼きそば屋の動向が気になっていました。
ふと見せてもらった焼きそばがなんと「ほぼ麺だけ」!
「あちゃー毒を入れすぎたか・・。」と後悔。
あわてて焼きそば屋をのぞくといたのは、だん元市長。
どうやら「頑固職人」たちの肉野菜の事前の見積もりが甘く、調理もバタバタで肉野菜の分量が安定しなかったようですね。
後日某スジの情報だと、肉を節約しすぎたのか、肉だけ焼きが販売されていたそうです・・。
名誉のために言いますと、ちゃんと具の入っている写真を子どもバイトの記者が撮影していました。
安堵したのもつかの間、警察署には不穏な記載が・・「焼きそば麺なし事件」!!
ミニコ新聞社始まって以来の事件ではないですか!
なんでも麺なし焼きそばが売られていたという情報が来たそうで・・・。
さっそく警察に同行取材。
しかし警察の態度が煮え切りません。
事実なのかどうかはっきりしないのです・・。
しょうがないので独自取材・・その結果、情報はガセとの結論(やれやれ)
どうやら焼きそばチームが「まかない」で作ったモヤシ炒めを、「麺なし焼きそば」と呼ぶ⇒麺なし焼きそばの噂広がる⇒警察の介入、というなんとも人騒がせな話。
こどものまちなので事実と噂の境界があやふやなのはご愛敬ですが、よく考えれば、オトナ社会もいろいろなフェイクニュースやウワサに右往左往しているわけですから、子どものまちの「事件」を笑えません。
さて「子はオトナの鏡」とはよくいったもので、今回は「盗まれた」という訴えが多く警察が出動。
ほぼ自分の管理が悪くて落としたか、どこかに置き忘れ(売り上げやおつりの束を机の上に放置する風景を多々目撃)たものと思われるが、なくなる=盗難と結びつける子どもが増えていることは、間違いなく。
「人を疑え」というせちがらい世相が、こどもにも及んでいることが窺えました。
警察にもめ事の仲裁が殺到するのもオトナの社会の反映か・・。
落とし物の問い合わせや対応・仲裁の依頼などで大忙しだったようで、最後の反省会。
警察署のメンバーからは、
「財布などはちゃんと名前を書く・管理する」
「トラブルはまずは話あって解決」などの呼びかけが・・・。
こちらもオトナ社会が笑えないエピソードでした。
つづく
【記:ミニコ新聞・バイト記者・小林】