こどものまち「ミニこがねい2019(2020年1月18.19日開催)」子ども会議へ 、おやじ記者が潜入!

ミニコ新聞社・バイト記者の小林です。年賀状の準備も、年末の大掃除も、108つあるという煩悩も捨てきれず気がつけばもう年末。12月22日にミニコ準備が進んでいるときいて貫井北センターへ。 
そういえば、新しいミニコ新聞社の「面接」にもいかねばと顔を出すと。今回は5年生と4年生・1年生の女性3人というオトナ社会の先を行く、フィンランドの女性内閣なみの布陣です。当日の出勤予定や前日の準備等の指示をいただき、準備風景を取材してきました。 

 
【手作り感満載】
ちょうど武蔵小金井で、子どもマーケットというミニこがねいを思わせるようなイベントが行われていました。大人が用意したキッザニア的なものでした。 
一方、ミニこがねいがすごいのが、市役所・警察から銀行まで、街全体の運営も、子ども市民の手づくりということ。「レールに載せられている感」を極限まで減らす「まち」なので、大人から見ると「素人感」満載ですが、子どもが自分でやることに意味があるんです。 
 
紙幣の発行数を検討する銀行マンの横には印刷済みの「札束」の山が!オトナ社会だったらドキドキしますな。警察ではスペースのレイアウトの検討。市役所は、スタンプラリーを制作して、各お店の事業の活性化を後押し。その横では、宝くじ屋さんが準備中。去年のやり手社長は部下に丸投げ状態。準備があまりすすんでいないようで、記者としては不謹慎ですが、オトナとしてはハプニングの数々がありそう楽しみです。 
 
 
【バイト募集】
ミニコで大切なのは準備している子どもたちだけでなく、当日参加する子ども「市民」が、バイトして賃金をもらい、まちで消費するというサイクルです。よって各店はバイトの募集も重要な仕事です。遊び屋さんの募集ちらしなかなかいいですよね。 
 
 
【新機軸】
そして今回はエンターテイメントの新機軸は、お化け屋敷だそうです。こちらもやり手の女性幹部たち、下級生を仕切りながらどんどん決めていってました。もちろんいつものカフェも大人気。おいしそうに試作品の味見でわいわい・・ 

試食が楽しそう・・・と、バイト記者のおなかが減ったところで、激しい言い合いに出会いました。
大人スタッフと焼きそば屋のスタッフが、問題視にしているのは、買い出しリスト。「キャベツ100玉・人参50本、豚肉70kg」ええっと(汗)何人分なのかな????
子ども店長によれば焼きそば1玉で2人前の計算だそうです。大人スタッフが「多すぎない?計算してみてよ」と言うのですが、焼きそば屋の料理長とみられる「頑固職人」は、「大丈夫、発注の俺が責任を取る!余ったらみんなでBBQだ(どやっ!)」と言って譲りません。心配そうな店長も「頑固職人」を抑えきれない様子。大人スタッフと職人の間でのにらみ合い・・・・
 記者はそ~っとスマホで計算した焼きそばのレシピを料理長に差し出し、にんじんは、1人前20グラムという数字をこっそり見せました。頑固職人は「あれ??そんな少ないの・・??」
さらに耳元で「利益を上げるには、原価が、かかる肉と野菜を減らすことですよ・・
大儲けしましょうよぉ(越後屋風)と「大人の毒」を注入。
その後は店長と職人のあいだで電卓とにらめっこが始まりました・・・。
焼きそば・・お肉入っていますように・・・(祈)

本番は1月18日・19日 子どもスタッフの皆さん がんばって下さいね。
【記:ミニコ新聞・バイト記者・小林】 
 
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