【講座報告①】あそびこそまなび2024

 
2025年1月、ここねっと企画講座「あそびこそまなび」を開催し、親子44名が参加しました。
 
「ガラス鍋でわくわく炊飯観察と炊き込みご飯作り」
日時:2025年1月13日(月・祝)10:00-12:00
場所:公民館緑分館 家事実習室
講師:潮田 彩さん(もぐもぐ子ども調理室)
 
 
受付を終えた子ども及び親子は手洗いを済ませ、エプロンを着用し入室。 
 
 
今講座の狙いは、ご飯が炊ける様子をまず実際にガラスの鍋で炊き、見て知った後に
具材をグループごとに相談して選び、ステンレスの鍋で中の状態を想像しながらニオイや湯気の様子から炊き具合を推し量りながら炊き込みご飯を作る体験をすること。米とぎや具の準備は予め講師陣が準備をした。
おいしい炊き込みご飯を食べるためには真剣勝負である。これはあそびなのか?子どもたちがどう思うのか。  

 
 
炊飯は火にかけたら調理が終わるまで、蓋をあけることはできない。
炊けるとはどのような変化があるのか、その知りたい気持ちに応えてくれるのが耐熱ガラス鍋である。このガラス鍋はもぐもぐ子ども調理室の備品から持ってきてもらった。 
 
 
左から講師の潮田彩さんと野村泉さん。奥はアシスタントの中学生。
調味料の計量の仕方を説明中。「液体の大さじいっぱいとはスープンに(表面張力で)盛り上がるほど入れるんだよ。」参加の保護者もふむふむと聞いていた。  
 

1年生から5年生までの参加者みんなが理解できるイラストを使って炊ける手順を説明。
料理で気をつけるべき点
「どんなに慣れていてもおとなのいるところでやりましょう。ガスコンロの注意点を確認するよ。火の調整は目で見て。」
安全確認のための必須でありながら、お料理上手になるポイントでもあります。
「火を付けているときは火のそばから離れないこと。どうしてもの時は、火を消す、誰かに
火の番をしてもらうなどします。」
 
 
安全に料理をする上で覚えておいてほしいこと
「持ち手の握り方は手のひらを上に持ち手の下から握る。」
「自分がちょっとでも怖いと思ったらいつでも火は消す。慌ててしまうとおとなでも判断力
が鈍りますから。」
 
 
まずは潮田先生がガラス鍋でデモンストレーション。
ガラス鍋の中がぶくぶくしてきました。
不透明の普通の鍋を使ってもぶくぶく音、匂い、湯気蒸気を逃さず感じる。これらは鍋の中の状態の変化が起きている特徴だから。
 
水分が沸騰してくると鍋の中の層が混ざってきます。沸いたら弱火。
チリチリという音は焼ける音。
香ばしい匂い、良い匂いはOK、焦臭の時はすぐ火を消して!
水分が減ってきているので、湯気が少なくなる。これが炊けているポイント。
火を止めて5分蒸らす。むらしは最後の仕上げなので大事な作業。何もしないけど大事。
お茶休憩のあと、各班に分かれて自己紹介。
 
経験していることが予測を導き出せる。
味を知る事が、料理を楽しむ秘訣。
 
 
デモンストレーションの炊き込みごはんは炊けました。
次は参加者のご飯炊き。
 
 
各グループそれぞれ具を選びます。何を選んだか書いておこう。 
 
 
お出汁と調味料を計量します。計量カップの目盛りはちゃんと横から見て測ります。 
 
 
 
 
火加減はコンロの火の真横から見て調節しよう。
デモンストレーションのガラスの鍋と違って、鍋の中の様子は見えません。
時間の目安にしながら音、湯気、匂いを感じて真剣にご飯を炊きます。
だって美味しい炊き込みご飯が食べたいですから。
 
 
炊けた!お腹すいた! 
 
 
まずは自分のグループのご飯を味見します。
 
  
6つのグループのお鍋を並べて、食べ比べ始まり!
 
  
おかわり続出、すべてのグループの鍋が空になり、講師が炊いたデモンストレーションのご飯までもこの通り空っぽに。 
 
 
食べ終わったら洗い物。作ることも食べることも楽しいけど、
片付けるところまでも自分達でできるということを楽しんでいるかのように見えました。
 
冒頭に書きました、「おいしい炊き込みご飯を食べるためには真剣勝負である。これはあそびなのか?子どもたちがどう思うのか。」真剣に注意力を傾け、ご飯炊きに向かう様は笑って楽しむ遊びとは違うが、
「ご飯炊きたい、炊き方覚えたい、食べたい、それを楽しみたい!」という何かしたいという気持ちを満たしていくことも遊びなのだ、その体験が学びと参加者の反応から感じました。遊びと学びはそれぞれに境目はなく、探究心はどちらも軽々と行き来するものだということを「あそびこそまなび」講座での参加者は示してくれています。

(2025年1月) 
 
②へつづく 
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