2024年3月3日に開催した第10回子育てメッセこがねい「ツナがるトーク～地域で子育て 虎の巻」の特別企画「チラシコンテスト」において、みごと優勝された『小金井国際支援協会 (KISSA)』の山脇さんにインタビューをさせていただきました。
チラシに込めた想い、そして立案から完成までのエピソードや工夫した点など。
伝わるデザインが完成するまでの流れを楽しく伺うことができました。ぜひ参考になさってください。
裏表紙 表紙
中面見開き
投票時の参加者さんのコメント
・外国人に暖かい色合とやさしいデザインのポスターですね！
・桜が鮮やか etc
◎小金井国際支援協会 (KISSA)さんのご活動とチラシデザインが完成するまでの流れをお聞かせください。
KISSAは外国人支援を目的に2019年に設立した市民団体で、毎週１回、子どもたちの日本語・学習支援教室をボランティアで開いています。一昨年から地域イベントへの参加や料理教室の開催など多文化交流活動も行なっていますが、団体として関係者以外にはまだ、認知度が高いとはいえません。
今回のリーフレットは、3000人以上の外国人が住んでいる小金井市の現状を伝え、日本語支援が必要な外国人住民、ボランティアに関心がある人、教育関係者など幅広い方々にKISSAの活動を知ってもらいたいと思って作成しました。
当初は、他の地域のチラシなどを参考に外国人や地球をイメージしたイラストを考えていましたが、会員から「もっと小金井らしさを全面に出したらどうか」という指摘があり、デザイナーの宇田川一美さん（小金井市在住）に小金井市の花である桜とKISSAとかかわりが深い子どもをモチーフにしたイラストをお願いしました。
宇田川さんが表紙に、外国人の子どもたちが手をつないで満開の桜の大木を見上げる姿を優しいタッチで描いて下さり、未来への明るい希望が感じられるようになったと思います。中面にはKISSAの具体的な活動の様子が分かる写真をできるだけたくさん盛り込み、活動場所が分かる地図も掲載しました。裏面には外国人にも伝わるように、「やさしい日本語」と英語、中国語でのメッセージも入れました。
◎直近している活動や今後のお知らせについて、お聞かせください。
小学生を中心にした外国人の子どもの日本語・学習支援教室（毎週金曜日午後６時〜７時まで）を３月まで小金井市東町の友愛会館で開いていましたが、４月から会場が東センターに変更になります。ご興味がある方は見学にいらしてください。
また外国人住民との多文化交流の機会も増やしていきたいと思っています。詳しいご案内はFacebookやInstagramなどKISSAのSNSなどでお知らせしますので、ぜひご覧ください。
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◇小金井国際支援協会(KISSA)
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