小学校入学を控えたご家庭では、気になること、不安なことがあれこれあるのではないでしょうか。
特に第1子だと右も左も分からずてんやわんや。子どもは入学の意味すらよく分かってなくても、親の方は心配し過ぎてかなりドキドキしていることだってあります(笑)私たちも「あ〜、これ知っておけばよかったなぁ」「しておいた方が良かった」などありました。
そんな思いを忘れないうちに2021年1〜3年生の保護者に「小学校入学前に知っておいたらいいこと」のアンケートをとりました。
少しでも次の『 1年生 』の参考になればと思います♪
◆入学前の生活習慣について
・早寝早起き。なるべく寝かせたい。
・次の日のイメージをしてから準備してから寝ると、朝の忙しい時間が少しスムーズになる。
「○時にご飯食べ始めようね。○時に家を出るから5分前に準備するよ」など。
・顔洗い〜着替え〜出発5分前の時刻をスマホのタイマーで、本人の好きなアラーム音で設定・管理させてみる。
・お支度を自分でしてみる。
・実際にスタートすると、緊張と疲れで早寝早起きに自然になった、準備出来なくても大丈夫!
・習い事は学校に慣れてからスタートする方がいい、本人の負担が減る。
・子どもに対して、小学生なんだからこれが出来てなくちゃ!と焦らせないで。子どもだって新生活不安なんだから、必要以上のプレッシャーを与えないようにする。大人はニコニコで。実際できない子もいっぱいいるので、あまり気にせずに。先生たちも、入ってからじっくり時間かけて馴染めばいいと言ってくれます。
・和式トイレの練習 ・家の鍵開けの練習。
◆用意しておいた方がよかったもの(選び方のポイント)
・上履きや替えの靴。雨で濡れたりサイズアウトしたりが多い。
・鉛筆削り。すぐに鉛筆が丸くなるので手の平サイズの既存のものでは事足りず慌てて買いました。手動、電動色々あって悩みましたが、子どもが自分でやる、と言う観点から手動にしました。
・学校説明会のプリントをもらってから、様々なモノを用意すれば、大丈夫。名前シールはシンプルで色んな大きさのがあれば、強い味方になる。
◆学習面での準備
・ひらがな、時計の読み方。
・自分の名前はひらがなで書けるようにした方が良い。
・鏡文字でも、学校で一文字づつ教えてくれるから、学習は準備しなくて大丈夫!
・ひらがな、カタカナ、時計読み、九九など興味を持って覚えるタイミングは子どもによって違うから、興味を持った時にすっと出すのが効果的。あまり早いと勉強嫌い、学校行きたくないとなるので注意。
・ ひらがな表など、パソコンから無料でダウンロードできます。興味あれば貼っておくのもおススメ、でも無理強いはさせない方が良いかも。
・安い腕時計をさせる、時計に分読みのシールを貼る(15.30.45分など)。
◆通学路に関しての準備
・雨の日も含め、何度か一緒に歩いてみる。
・欠席の連絡で、連絡帳を渡したり、お便りを持ち帰ってくれる人が必要になります。近所に複数人、知り合いを作っておくといいかも。
・近所の人とは、入学をきっかけに積極的に声かけしておくと良い。何かのときに頼れるのは普段のご近所付き合い。
・通学路は守らないといけないので、わかりやすくなぜ、学校自宅間は決まった経路を歩かなくてはならないかを教えると理解度が違うかも。
・どの道を通るのか練習しながら、大人の目で危ない所の確認をするといい。本当の時間に出て実際の様子を体験しておく。
◆入学式当日に知っておいた方がよかったこと
・学校の西門で記念写真が撮れる。(東小)
・帰りの荷物が多いです。
・校門入るとすぐクラス表が配られる。それによって書類受け取る列も違うのでご用心。(南小)
・主に東門で記念撮影が撮れる。コロナで大人は1人しか入れなかったので残念だったが、記念写真だけ門で家族全員で撮っていた方がいた。西門にも一応「入学式」というパネルがあるが、下駄箱門に設置してあるので、味気ない。入学式後に、校庭の芝生の上で校舎をバックに写真を撮るのもおすすめ。当日、親を含めたクラス写真を撮る。(四小)
・早目に行くと、門で写真が撮れたり、教室内の様子を写真屋さんが撮ってくれたりする。(緑小)
・正門前での撮影は混むので裏門に行くと良い。裏門にも入学おめでとう看板は立ってます。桜の咲いてる最中にランドセル背負っての事前撮影するのがいいかも。入学式には桜散ってたりします。学校公認のプロのカメラマンがいます。お手すきの時に声をかけると家族写真を撮ってもらえます。(三小)
・武蔵野公園の小金井新橋近くの桜の木の下も写真スポットとして人気。早めに行くといいかも。 雨の場合の服装も考える!!長靴で行き、撮影時は履き替える、とか。(南小)
◆その他
・小学校は紙のプリントが多い!!管理や整理の方法を考えておく。
・立ちながら靴を履けるようにしておくと良い。
・土曜日授業=学校公開日が多いと知らなかった。 しばらくは登校に付き合うつもりで、自分の職場の 勤務を調整する必要も出てくるので、どんな制度を使えるのかを調べておく。
・入学前に学校公開などに参加して、校舎探検をしたり自然に馴染むのをおすすめします。
・第1子だと思いのほか親が精神的に疲れます。親も不安なのは当たり前と受入れるといいかも。
・親の仕事の都合で、学童に確実に入れたい方は入学前に申し込む必要があります。11月くらいに市報に情報が載るので見逃さないように。市の児童青少年課が担当です。
参考になるものはありましたか?
入学前にこれらを全部準備をする必要はありません。子どもによって出来ることは違うので、その子のペースで大丈夫。小学校の先生も何人も子どもを見てきているのでその辺もちゃんと分かってくれます。
あまり親が心配し過ぎると、子どもにもその不安が伝わってしまうこともあるみたいです。「大丈夫!子どもは、親が思っている以上に何とかできるもの!」と子どもを信じて楽しみにできるといいですね。
アンケートにご協力いただいた先輩ママパパさん、ありがとうございました!
(2021年8月)