保育園という選択

 
『緊急事態宣言が発令中です。不要不急な外出はお控えください。』 
 
2020年、あの1番シビアだった第1回緊急事態宣言発令中、コロナ禍出産した私。
入院中の産院のベットでも、帰宅した家の床でも、耳に聴こえてくる音はこのアナウンス。
出産の疲れと気分の浮き沈み、そして「コロナ」というよくわからない怪物が襲ってくる恐怖で、若干産後鬱になりかけた。
なかなか外出もできず、社会から閉ざされている感が強くなり不安になった。 
 
そんなコロナ禍で産まれた我が子が1歳になる前、たまたま仕事をさせてもらうことになった。
これは、社会と繋がるチャンス!と思うと同時に、1歳の子を保育園に預けてもよいのか、という私の中での子どもは“3歳までは自分で育てたほうが良い”という、3歳児神話の固定観念に葛藤した。 
 
そこで保育士の友人に相談し、もらった言葉、
〝子育ては、親だけではなく色んな人と関わっていったら楽しいと思うよ。” 
 
フルタイムでもなく短時間勤務の私が申し込みをしてよいのかと躊躇したが、この言葉に私は気持ちが楽になり保育園入所を決意した。 
(月に48時間以上の就労、また求職活動中でも応募できる)
>参考:小金井市HP「保育施設等入所案内」
 
最初の半月は慣れるまでに泣いていたが、保育園生活を始めた我が子は最近、
「明日は○○先生(通園している園の先生の名前)ある?」
と聞くくらい園が大好きで、乳幼児の適応能力の高さに度肝をぬいた。
また、愛情をかけて保育してくださる園には感謝しかない。 
 
結果、あの時の、私の決意は間違っていなかったと今なら胸を張って言える。 
 
小金井市には近年たくさんの保育園が設立された。新園だったり、少人数保育で家庭的保育をしてくれる園も魅力的だ。
年度初めの4月入園だけでなく、空いている場合は途中入園も可能であり、毎月空き状況もインターネットで、小金井市の年度途中の認可保育施設の募集状況について見ることができ、役所の方も親身に相談に乗ってくれる。

>参考:小金井市HP「年度途中の認可保育施設の募集状況について」 
 
もし今、仕事をしたい(まだ就職活動中でも可能)けれど、子どもを預けてよいか悩んでいるママさんパパさんがいるなら、私は是非、保育園も視野に入れて欲しいと強く思う。
せっかく自然豊か、人が優しい小金井に住んでいるのだから地域でつながっていこうではないか。

 
(2022年7月 KJPFママ 9歳男児、7歳男児、5歳女児、2歳女児) 
 

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