小学1年生はドキドキ〜行きしぶり体験記〜

 
新1年生はドキドキです!
小学校に入る前から、ラン活という日本独自のお高いランドセルを買うための活動が始まる。
もうすぐピカピカの1年生だね〜、と周りからは自然と悪気ないプレッシャーをかけられるので、それはドキドキしちゃうものである。
 
4月になり、今まで自由にのびのびと遊んでいた幼稚園や保育園とは違い、黒板を見ながら45分座る授業が始まるのだ。
 
私の息子もドキドキの新1年生になった。
入学式は楽しそうにしていたが、ここからが本題。入学後2日後にはびっくりする言葉がでてきた。
 
「お〜い!学校、遅刻しちゃうよー起きてー。」
 
『学校行きたくない!』
 
「えっ!!いやいや〜学校は行かないといけないんだよ。楽しいよ。」
 と全く説得力のない、ありきたりな言葉をかけていた母であった。
 
不登校と聞くとなぜか、ドキッとしてしまう。
けっして悪いことをしてるわけではないし、コソコソするようなことでもない。でも、自分の子がなったり、なりそうだと、ドキッとしてしまうものである。
 
令和元年の全国の不登校生徒(児童)数は、小学生で53,350人(0.83%)、中学生だと127,922人(3.94%)と小学生に比べ中学生は一気に増加する。
都道府県別の人数でみると、私達の住んでる東京都が小、中学生共に1位である。
 
小学生は普通に行ってくれたが、中学生から不登校になったり、誰にでも起こりうる不登校問題!
うちの息子が学校に行きたくないと、行きしぶりの日々が始まったので、親も不登校について勉強することになった。 
 
不登校になっても、学校で相談する場所、学校以外にも相談できる場所、子どもの学校以外での居場所があることがわかっていると、ただ心配するだけではなく、先を見通すことができる。
 
まずは、学校で相談する場所として、小金井市にはどの小学校も、スクールカウンセラーがいる。 
担任の先生からカウンセラーに連絡をとってもらうか、カウンセラーに直接話をするか、他にも電話での対応もしてくれる。
私は、電話で話を聞いてもらい、その後学校のカウンセラー室で、面談をした。子供が教室に行けない時の居場所として、カウンセラー室に朝からお世話になったりした。
 
小金井市の学校以外の相談場所は沢山あるので、是非参考にしてほしい。
〉姉妹サイト『えにえに』学校行きたくないムリかものリンクページ
 
つい、子どもが不登校になると、親が頑張らなきゃ、どうにかしなきゃと思いがちであるが、そこが1番どつぼにはまってしまう。
1人でやれることは限られているし、周りに頼ることは恥ずかしいことではない。私が学校のカウンセラー室に行ったのが5月末なので、もう少し早めに行けば良かったと思っている。
 
また、学校に行けないというだけで、色々言ってくる人もいるが、気にしなくていい。 
 
甘やかして育てちゃったのね、1人っ子だからね、家でも勉強させないとだめよ、、など思いついた言葉を言ってくる人もいるが、それを受け止めると、悪循環になるだけである。
 
4月は、学校の門までもなかなか行ってくれなかった。通学路の途中まで行って、やっぱり相談したいと行って公園の砂場で砂を掘ること小一時間。
通学路の途中まで行って、いきなり逆走すること何日か。
まだ家から出てくれる日はいい。
家の玄関でお地蔵様みたいに全く動かない時もあった。
朝から野川に行って気分転換してから学校に行くようにしたこともあった。
 
色々やって、1人では無理だっ!と気付くものである。不登校で、悩み始めの親御さんが、この記事を読んでいたら、まずは色んなところに頼ってほしい!不登校ではなくても、育児全般に言えることかもしれない。

それでは、また、次回は夏休み明けの話を書こうと思う。続く! 
 
(Rママ 6歳男児の母) 
 

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