【電話相談】ふたりごと ぱおぱお

 
新型コロナウイルスの影響で、毎日子どもと家で過ごしているママやパパ。
自分自身のためにもちゃんと息抜きしていますか? 
 
今はみんな同じ状況、自分だけじゃないんだから頑張らなくちゃ・・。
医療従事者の方やどうしても休めない仕事を担う人たちが頑張っているんだから、私が弱音を吐いちゃいけない・・。
私自身、そんな風に思ってちょっと行き詰まっていました。 
 
小さな子どもたちと、限られた家庭空間の中で長時間過ごすことは、想像以上に大変です。
何より、家族以外の人と一切会えず、話もしない日々が続き、気軽に愚痴をこぼすこともできないのが辛い日々でした。 
 
そんな中、もやもやした気持ちや、ちょっとネガティブな感情であっても、匿名でそっと聴いてくれる電話相談が小金井市でも始まりました。
東児童館での取り組みで、常設の子育て広場「ぱおぱお」の職員の方が対応してくださいます。
この情報を知り、私も早速電話してみました! 
 

 
電話が繋がらないかな・・と内心思っていましたが、午後3時頃に掛けたところ、すぐに繋がりました。
私の相談内容は、簡単に言うと5歳の姉と2歳の弟の姉弟ケンカ。二人で過ごす時間が長くなった分、対立することが増えて毎回対応しなくてはいけないことがストレスになっていました。
上の子はお絵かきやトランプが好きなのでやりたがりますが、2歳の下の子にはまだ難しくすぐに邪魔に入ります。
邪魔しないで!と怒る姉と、構ってほしくて意地を張り、わざと姉のやっているものをグチャグチャにする弟。 
そして怒り狂った姉の鉄拳が繰り出され・・・以降ご想像にお任せします。笑
だから、年齢の違う姉弟でも、おうちで一緒にできる遊びがあれば教えてほしいなと思って電話してみました。 
 

 
まずは、電話越しの相談員の方の、何でも話して大丈夫、一緒に考えていきましょう、という柔らかい雰囲気にホッとしました。
そして、具体的なアドバイスもたくさんしてくださいました。
その中で良いなと思ったのは、姉弟が”連帯感”を持てるように一緒にイタズラするのはどう?というものでした。
「普段できないこと」というキーワードで、トイレットペーパーを思う存分引き出してみる、炭酸水を思いっきり振ってから開けてみる(お庭で)・・などなど。
斬新なアイディアにびっくり。と同時に、「なるべく家を荒らされずに一日過ごしたい」という私の潜在的意識により、子どもたちの遊びに制限をかけていたことに気づきました。
おうちの中でできる「面白い」ことなら、きっといくらでもあるはずなのに、大人の都合や大人目線の考え方で子どもたちを縛っていたんだな・・と。
 
電話相談なんて初めてでしたが、17分間の通話のおかげでだいぶ気持ちが軽くなったことに驚きました。
素敵なアドバイスをたくさん頂いたことも勿論ですが、私は人との会話にこんなにも飢えていたのだと気づくことができたのも大きな収穫でした。
だからこそ、特に相談したいことがなくても、雑談や息抜きで掛けてきていいよ、というこの電話相談の重要性を感じました。 
 
緊急事態宣言が出されてからまだ1週間と少し。いつまで続くのか先行きの見えない不安もありますよね。
本当にしんどく、辛くなる前に、ぜひ皆さんも気軽に電話をしてみてくださいね。 
 

 
【ふたりごと ぱおぱお】
開設時間:月曜日から土曜日(祝日を除く)10:00-16:00
専用電話番号:080-7287-8080(令和2年5月10日(日)まで 期間終了後は、かからなくなります)

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