【クチコミ】子どもの人権講座2019

第1回目「子どものためって何だろう-見えますか、子どものシグナル」
「自分の目の前にいる子どもの様子をよく見ていますか。
ある1つの事柄を見て、”困った子”と思っていませんか。
本当は困っているのは親なのに、”困った子”と見なしてしまうのは、子どもを親の都合で変えようとする瞬間なのです。」
先生の言葉が一つ一つ心にストンと落ちてきました。
子育てまっ最中の親たちはみんな涙しながらお話を伺っていました。
母親の辛さ、がんばりに寄り添いながら励ましてくださる先生の話し方にも心が癒されました。  
 

第2回目「子どもの貧困から考える」
子どもの貧困とは言うけれど、そんな子たち、どこにいるんだろう?と受講前は私も少し思っていました。
でも、赤信号の子どもだけでなく黄色信号の子どもたちがたくさんいて、その子たち自身も貧困とは思っていないような状況があるということがよく分かりました。  
 

第3回目「子どもの権利から考える 乳幼児期の重要性」
子どもの権利については、教育、特に家庭教育が重要であると聞き、背筋が伸びる思いでした。目の前の我が子が人権のある独立した小さい人であるとしっかり認識できているかな、今一度自分に問いかけるきっかけになりました。  
 

第4回目「子どもの権利と主権者教育-ティーンズ世代の学び」
タイトルは難しそう、というイメージだったけれど、本当に勉強になる楽しい講義でした。
主権者イコール有権者ではなく、子どもは生まれながらに主権者であるという解釈が当然といえば当然なのですが、改めてそうだなとかみしめました。
日本の厳しい校則が最近よく話題になりますが、規律ばかり強めても自らの心の中に自律心が育たないと意味がないということも、納得できました。
またフランスやアメリカの高校生たちの事例を聞き、日本との違いに愕然としました。
子どもたちにもぜひ直接紹介したい内容でした。  
 

第5回目「ネット時代の性教育と人権」
長くメディア業界にいらした先生だからこそ分かる赤裸々な現在の子どもたちの性事情にびっくりでした。
自分の子どもたちが大きくなる前に先生のお話を聴くことができてよかったです。
性情報リテラシー、子どもたちにしっかり伝えていきたいです。