もっと知りたい!こがねいの給食 について

◆11/10(金)10:00~12:00「教えて!いまどきの給食事情」 
化学調味料を使わず素材からとる出汁 
ルーから手作りするカレー 
産地のはっきりした牛乳 
9つの小学校のそれぞれの特徴・取り組み 
子どもたちが毎日食べてるのに意外と知らない給食の話などなど 
 
これから入園の幼稚園世代、現役保護者、給食の活動に携わってくれている方、地域の方、測定室の先輩…色んな立場の方が話しました。
現役ママのナビゲーターさんも、それそれ多彩なメンバーで、個人の経験をシェアしてくれたり、それぞれの活動の様子を熱心に伝えてくれました。調理現場を経験されている方、小さいお子さん連れの方も参加してました。
市内の9校の栄養士さんのアンケートや、献立表3ヶ月分を集め下調べをした、各校の取り組みを俯瞰できる資料作りもありました。献立表からは、各校の栄養士さんの努力が伝わり、改めてこがねいの給食の質の高さを実感しました。
特に、栄養士さんのアンケートは、子ども達への思いや給食へのこだわりがぎゅっと詰まってました。
23名の参加、グループトークも盛り上がり話が尽きない…、室内温度が上がるほかほかな講座でした。 
 
◆11/16(木)10:00~12:00「知ろう!こがねいの給食」
講師は学務課栄養士の近藤仁美さん、給食を守る会の宇野祐子さんです。
2人のお話とっても良かったです。調理の様子の学校の試食会でも流れる「小金井市の小学校給食」の紹介DVDも分かりやすかった。近藤さんのお話し、最期のページの給食を支えてる人たち…、深くうなづきました。宇野さんは、ご自身の活動を振り返りながら、市民が見守り続けることの大切さを伝えてくれました。
こがねいの給食は、色んな人に支えられて良いものを提供できています。あって当たり前になってしまっていて、保護者に伝わってない…もっとアピールして良いのにと感じました。 
 
◆12/3(日)14:00~16:00「考えよう!給食と子どもの食のこれから」
講師は農や食、学校給食の問題に詳しい、牧下圭貴の子どもの食と給食のこれから〜についてお話しでした。
講座メモ
・教育としての学校給食=学校給食法の高い理念 (7.食料の生産、流通、及び消費について、正しい理解に導くこと)
・学校給食衛生法管理基準は、食品衛生法、JAS法より予防原則である
・食育基本法の前にできていた「保育所における食事提供ガイドライン」に凝縮された食への思い
・調理員さんは教育従事者である
・学校給食は、「自治」の鏡
・学校給食は生きた教材…などなど
また、地産地消、アレルギー、和食、牛乳、無償化、食の安全、委託化への流れなどの見解をうかがいました。どれも難しい問題で、完全な答えは一つと言う訳ではないかも知れませんが、牧下さんは限られた時間で誠実に応えてくれました。
牧下さんの力強い言葉に背中を押してもらった気持ち半分…日々暮らしながら、なにかを見守り続けるってこれが大変なんだなぁ。気持ちがくたびれたら、この回の気持ちを思い出そう!と思える講座でした。

11、8、5才児ママ