JR中央線武蔵小金井駅から徒歩5分程のところにある”わくわく都民農園小金井”の中にある”こども農園”のオープンデイで、「春の野草探検」というイベントがあったので、行ってきました!
※”こども農園”とは、都内在住の小学生を対象に、年間を通した農業体験や環境教育、モノづくりなどのプログラムと、土や植物、生き物との関わりを通した遊びや学びの機会を提供している場所です。
こども農園の畑では、野草がたくさん! 春を喜ぶようにのびのびと元気に茂っています。
まずは野草摘み。親子で一緒に自由に草を摘みます。
野草を摘んで持っていくと、講師の先生が、すぐさま野草の名前を書いてくれます。どの草を持って行っても答えてくれるのがすごい! 講師は、東京学芸大学の小柳知代先生で、環境教育がご専門とのことですが、野草にものすごくお詳しい方でした。
野草標本は、お花畑のようにカラフルで可愛くなりました。
当たり前のようですが、普段何気なく見ている雑草は、一つ一つ違っていて、名前が付けられていて、たくさんの種類があるんですね。今回は50種類の野草がありました。
野草には、食べられるものと食べられないものがあり、どこで境界線を引くかは、その人や時期にもよるそうです。今回はこっちからは食べられませんと、小柳先生が分けてくれました。
小柳先生が、参加者の疑問にお答えくださり、色々教えてくれました。親たちの方が興味津々(笑)。
次は、摘んだ野草をお料理します。野草はアクが強いので、まずはアク抜きをしました。
そして、野草ランチの出来上がり。
この日のメニューは、カラスノエンドウご飯と、ヨモギの味噌汁、野草の白和え、菜の花のさっと煮でした。どれも簡単なので、家でも作れそうです。野草に限らず、小松菜や春菊など、こどもが苦手な野菜をまるっと食べさせる調理法としても使えそうです。
青空の下、みんなで「いただきます!」
ヨモギの味噌汁はなかなかパンチが強かったので、食べられる子もいれば食べられない子もいました。でも、全部美味しかったです。
名前を覚えると、草を見る目が変わります。草の種類が分かるようになると、道端の野草が愛おしくなり、草を見るのが楽しくなってきました。3歳の娘も、「カラスノエンドウ」「ハルジオン」など、名前を言いながら草を摘んで楽しく遊んでいます。
春の野草探検、とっても楽しく美味しいイベントでした。
(2025年4月 プラムママ 3歳女子)