子ども会 入ってみたらこんなところでした!

(2023年4月再掲)
 
私の子ども会のイメージは小学校になったら子ども達が入るところでした。 我が子がピカピカの1年生になったらゴリゴリな勧誘がどっかから来て、当たり前のように子ども会へGO のつもりでした。ですが、入学式の後にいくつかの子ども会をまとめた全体のごくごく簡単な説明とチラシをもらうだけ。直接の勧誘すらされませんでした。あまりに素っ気なさに驚き、知り合いもいなかった私は自ら連絡取ることはせずにそのまま子ども会に入りませんでした。 
 
そして、子どもが2年生になってようやくお友達からのお誘いで子ども会に加入しました。
やはりゴリゴリの勧誘は無しで、あっさりと話を聞きどんな活動しているのか良くわからないまま、とりあえず加入しました。そして、一緒にいた友達はやめてしまっていたこともあり、予定が合う時だけ、気分が乗る時だけ、子どもだけが参加してくる会になり、ほぼ幽霊会員になってました。それから数年経ち、こんな私にも世話人という持回りのお仕事が回ってきました。(世話人とは、子ども達が活動できるように、保護者が数名でサポートし運営・企画・事務などをします) 
 
いつかはやるものと分かりつつ、引き受けるのは不安でしたが、経験者から「最初は良く分からないのはみんな一緒。一年経って終わった後にようやく全体が見えるようになるよ。大丈夫そんなものよ~」という言葉を頂き、引き受けることにしました。 
 
そこでようやく、子ども会が何をしているところなのか分かりました。
公園そうじ、リヤカーを引いての資源回収、オリエンテーリング、ラジオ体操、ジャガイモ堀り、水鉄砲大会、ドッチビー大会、キュウイ狩り、ボウリング大会敬老の日、運動会、餅つき等やっています。(こちらはみどり子ども会のイベントです。子ども会によって違うのでお気を付けください) 

これらを通して、我が子が子ども会に入って良かったことは
・異学年交流なので、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんができる。
・イベントの後に盛り上がってそのまま長く遊んでくれる。
・子どもに必要なのは「家庭、学校、地域」の場、その地域に触れらる。
・資源回収でリヤカー引く体験が思う存分できる。
・公園そうじを通して、ゴミのポイ捨てを考えるようになった。(ゆくゆくは環境問題意識へ繋がった)
・子どもらしい体験が出来るので作文のエピソードに役立った。
・町会のお年寄りと顔見知りになって前より挨拶することが増えた。 
 
そして、私が世話人をやってみて良かったと思うことは、
・自分の家の周りの状況を知ることが出来き、それ以外も含め非常時に役立ちそうな情報と安心をもらえた。 
・仲間と一緒に係をやり、私の友達が増えた。
・自分自身のレベルUPができた。事務スキルが上がり、スキマ時間の活用ができるようになった。
・親が世話人もやっているので、我が子も積極的に関わり、当たり前の様に地域活動に主体的に取り組むようになった。
・大人しい我が子が、私について一緒に参加するようになり、幽霊会員から皆勤賞をもらえるまで頑張れた。
・町会の方と連絡を取り合うようになり、気軽に挨拶のできる地元の知り合いが増えた。
 
 
子どもにとっては、異年齢で交流することができ、お兄ちゃん、お姉ちゃんと関わり、楽しみながら自主性を育み、遊び、保護者にとっては、おしゃべりしながら地域の情報収集の場にもなってました。 
 

コロナ禍で人との関りが減ってきています。習い事ならお金を払えばできるけど、地域に関わって子どもを育てもらうのはここでしかできない。こんな時代だからこそ、貴重な場なのかもしれない。
学校でもない、習い事でもない、子ども会じゃないと体験できないこと、出会えなかったこと色々ありました。 
入ってみないと分からないので、軽くじゃなく、深く入って楽しむ事をおすすめします。  子ども会って、こんなところでした。 
 
2022年3月 Rさん(2年生、6年生のママ)