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子どもの園選び、どうしましょう?
初めての幼稚園入園で、頭を悩ませている人もいるようです。
そこで、子育てサークルのママたちが集ってマップを作り、
いろんなママと語る会を開きました。

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幼稚園は自由! 公立保育園や小中学校と違い、入園には、住んでいるところも、親の就業状況も収入も、子どもの学力も問われません。個性豊かな教育を自由に受けられる3年間、それが幼稚園生活でした。

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これまで子どもの幼稚園に関心の深い保護者は、保育や運動会などの見学を重ね、園に足を運んで探してきました。子ども同士、先生と子どものなにげない対話の様子にこそ、子どもの園での暮らしが浮かび上がるものです。しかし近年ではインターネットや口コミなどで「情報」を探す動きも現れ、幼稚園を選ぶことに苦労や不安や戸惑いを感じる保護者もいるといいます。
 
そもそも、ひとつの園の魅力とは、長い歳月をかけて蓄積された幼児教育の実践と研究のあらわれ。ときには数冊の本になるほど奥が深いものでした。入園した親子も、園で数年間過ごすうちにだんだんと体感し、卒園してしばらくたったころようやくわかってくる具合。子どもが在園していても、知り合いにちょっと聞かれて園の教育について語れるかといえば、そう簡単なことではありません。幼児教育には、教諭や保育者でも説明会や募集要項で伝えきれないほどの、奥深さ、豊かさがありました。そこで近年では、幼稚園主催で「プレ幼稚園」と呼ばれる未就園児親子の会を実施するケースも見られます。園に定期的に足を運ぶことで、通園環境を知り、園の関係者と直接話す機会も得られます。
 
いっぽうで入園したものの、しばらくしてから転園する子どもの話も聞かれます。たとえば、野外活動が大好きな子どもは、屋内での活動に過ごしにくさを感じることもあります。探求的で創造的な子どもは、集団行動の比重の高さをストレスに感じることもあるようです。また、保護者にとっても、送迎や教育支援活動、保育参加のある園とない園では、平日日中の動きや就労時間に影響します。しかし転園するとなると、ときには初期費用10万円を越す費用がかかり、親の判断はどうしてもにぶりがちでした。

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小金井市に住む北脇理恵さんはふたりのお子さんを育てています。第二子の幼稚園を探しながら「親が、子どもに寄り添う幼稚園探しをできたらいいな」と願うようになりました。そこで、子育てサークルの仲間とともに、幼稚園の基本情報を一覧で提供する「幼稚園マップ」を作りました。小金井市には幼稚園が7園あり、市役所の発行する「幼稚園一覧」を見た多くの保護者は、この7園から幼稚園を探そうとしがちです。しかし実際には、幼稚園に近い活動をする小規模保育や幼児施設も2園あり、隣接する市の幼稚園に通う親子もいます。「幼稚園マップ」では隣接市を含むこれら39園を一覧にしました。一覧では、保護者の関心の高い「定員/連絡先/制服/弁当/園バス/延長保育/未就園児クラス」の有無について7項目を調べ、すっきりとマークで示しました。また、幼稚園の位置を地図上に分布させたので、それぞれの自宅から通えそうな園がひとめでわかります。

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完成した幼稚園マップを配るにあたり、北脇さんと育児サークルのみなさんは「マップ会」という交流会を開催することにしました。来年度の幼稚園の出願が始まる2016年10月7日。会場は駅前の宮地楽器ホール1階のスペースNです。来場者数は予想を大幅に超える500名。なかには来年、再来年の出願を見越した1、2歳児の保護者もいました。北脇さんは反響に手応えを感じています。

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このとき、会場内で「トーク会」も開催しています。企画に賛同した在園児や卒園児の保護者18人が16園から集い、入園希望の保護者の質問に答えながら、体験談を話すのです。先輩の保護者ひとりに、入園希望の保護者数人が輪になりました。
「あっそれ知りたかった」
「そこ大切だよね」
と声が聞こえてきました。自分では質問をしない人も、他の人の質問を聞くことで気付きがあったといいます。たとえば、制服/私服、弁当/給食などの「スペック」にとらわれがちな人も、それぞれメリットがあると体験談を聞き意見交換するうちに、考えががらりと変わることがあるからです。 これまで親のネットワークを持たなかった乳幼児の保護者は、園児の保護者と話す機会となりました。幼稚園に進むにあたり、家を出て地域の集いに足を運ぶ親子の姿がありました。

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北脇さんと育児サークルのみなさんは、この日、幼稚園に関する情報だけでなく、地域で子育てを楽しむための掲示や展示も行いました。

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壁面の「小金井市マップ」。幼児を育てる保護者が、付箋に手書きした「おすすめスポット」を、思い思いに地図に貼り出します。公園・遊び場・穴場・レストラン・大学・体験活動など、この街での子育て体験に基づく最新情報が集まりました。この地図の共同制作の楽しさが、北脇さんたちが子育てサークルを始めるきっかけになったといいます。

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「子どもは幼児期の経験が人格の基礎になると聞きました。親がどんな園を選ぶのはとても重要。幼稚園選びを通じて、自分の子どもがどんなところでどんな遊びをして成長していくのかを一緒に見守り、考えていきたい。また、小金井には自然豊かで素晴らしい遊び場がたくさんあり、子どもが子どもらしくいられる街だと、親たちに伝えていきたい」と北脇さんは話します。

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幼稚園入園は教育のはじまりであると同時に、地域社会参加のはじまりでもありました。「幼稚園選び」という育児の局面で、さまざまな月齢の子どもを育てる保護者が集い、ことばを交わし、街のネットワークを育もうとする動きがありました。

[写真]北脇理恵
[構成]のびのびーの!編集チーム

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