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HOME > Vol.62

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西東京市は市民活動に医療の専門家も関わる、
地域で子育て先進都市。
0歳児2歳児とともに外に出て講演会に参加した、
西東京市のyukaさんからのレポートです。

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乳幼児との外出は予断を許さない。出かける前に2歳児に「トイレは?」と言ったら「出ない」という。トイレに座っても「出ない」という。そのまま出かけたら、突然立ち止まって「おしっこ…」。みるみるうちに足もとには水溜まり。用事もすんで0歳児をだっこひもに入れてさあ家に帰ろう。と、そのときに、ブリっと音がしたと思ったら、0歳児まさかのウン漏れ。下着から洋服まで全取っ替えで着替えである。かくして外出とは、子どもたちの着替えと洗濯を覚悟した戦いである……。
 
こそだてフェスタ@西東京で、西東京市歯科医師会主催の講演会があるということを知る。10月の3連休、0歳児と2歳児では遠出もできないので、夫と4人で自転車で行ってみることにした。もちろん2組の着替えを持って。

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会場はひばりが丘児童センター。西東京市の大型児童館のひとつだ。行く途中で弁当を買い、会場についてから飲食可能なラウンジコーナーで食べる。持ち込み可能なのは子連れにとってはありがたい。

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会場内では、輪投げや魚釣り、スタンプラリーやモグラ叩きなど、小さな子どもでも遊べる工夫をしながら、子育てに関する情報の展示や相談会的なブースが並んでいた。

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だが、正直なところ、子どもを遊ばせながら何かを質問したり情報を得るのは、なかなか大変である。夫がファミリーサポートの制度について聞きたいようだったので、市の健康課のブースでいくつか質問をしたが、結局、何を質問したのか、回答が何だったか、横にいた私は子どもに気を取られて記憶が飛んでいる。

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さて、本題の歯科医師会の講演会が始まった。「上手に食べられるかな?~お子さんの口の発達と食べ方」というタイトルで口の形態や歯の萌出状態により、食べ方が異なるというお話。食べるとは専門用語で摂食嚥下というそうだ。食と摂食嚥下の専門家、日本歯科大学の田村文誉教授が西東京市に来てくれた。

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新生児のおっぱいを飲むほ乳反射(口の周りに何かが来ると、吸い付く動作)がなくなってくると離乳食を始めるサインなのだという。5か月になったら始めましょうとか、よだれが多く出て食べたそうにしたら始めましょうという一般的な話より、さすが口の中の専門家の観点だなと感じる。

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口の発達とは、最初は「飲み込む」から、「口の中ですりつぶして飲み込む」、そして「歯で噛みながら飲み込む」という段階を経るそうだ。乳歯生え変わりから永久歯が生えそろうのは小学校に入る前後頃から中学に入る頃までかかるという。歯が発達する過程など普段はなかなか触れることのない知識も得られた。また、歯が完全に発達するまでは、子ども自身も食べにくかったりする時期もあり、食べむらなどもあるので過度の心配は不要なのだそうだ。ホッと一安心できるアドバイスだった。

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30分ほどの短い講演会の後は、別室にて「食べ方相談会」があるという。あえて歯科といわない看板で、部屋に入りやすい。

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こじんまりした図書ルームに、先生を目の前に20席ほどの椅子が並べられて、自由に出入りできるようになっていた。私もせっかくなので、いくつか質問することに。

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「2歳児の歯磨きは、今は夜のみなのですが、朝もやった方がよいのでしょうか。歯磨きの際は、歯磨き粉等は必要でしょうか。歯医者さんには定期的に行った方がよいでしょうか。」

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→寝ているときは細菌の活動を抑えるだ液の量が減少して、粘性が増すため朝起きた時は細菌が増えている状態。それをきれいにするためにも朝一の歯磨きをした方がよいでしょう。
→水だけでもOK。慣れてくれば子ども用の歯磨き粉等を使うのもOK。
→半年に1度程度、健診のつもりで行くとよいでしょう。
 
こんな些細な質問でも丁寧に答えていただけるのだ。お隣のお母さんもさまざまな心配事があったようだ。質問も回答も一緒に聞くことができた。早速、次の日から娘の朝の歯磨きをするように心掛けている(親が怠けてサボることも多々あるが)。

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……このレポートでは、いかにも講演をしっかり拝聴したかのように聞こえるかもしれないが、実際のところは、途中で長女が疲れて昼寝をしてしまい、夫がキッズルームの端まで抱きかかえて移動し、私は次女の授乳をはさんだりと、ドタバタしながらの参加で、貴重な内容にも関わらず、半分程度しか頭に入ってこなかったように思う。
 
しかしそこは大丈夫。乳幼児を育てる親の、なんにも頭に入らない感覚は、歯科医師会の先生方には折り込み済みだったようだ。協賛のエフエム西東京というラジオ局のサイトには西東京市歯科医師会のラジオ配信ページがある。ここで、お話のあらましをWebページで読めて、Podcastで全講演内容を聞くことができる。
 
http://842fm.west-tokyo.co.jp/fm842/podcast/shikaishikai/2016/10/post-255.shtml
 
これならそのときよく聞こえなくても、家に帰ってから、授乳中にゆっくり聞けばいいというわけ。さすがのフォローアップ!

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当日、司会担当された公益社団法人西東京市歯科医師会の飯沼かおり先生(右)。
「市民のみなさんと一緒にこそだてフェスタに出展して6年になります。今年は『医療』から一歩踏み込んで『食』をテーマにし、講演会のあとに質問会を設けるなど、子どもを育てる人たちが自由に参加できる学びの場を作りました」

飯沼かおり先生は西東京市で15年間歯科診療にあたり、ご自身も乳幼児を育てた経験がある。

「たとえば『食べるのが遅い』『ことばがはっきりしない』などの発達上の悩みも、実は歯科で解決できるケースがありました。子どもは自分では医師に相談ができません。育てる人も、診療中は歯科に直接関係なさそうな子どものようすを話しそびれていたりします。気軽に相談できる場をクリニックの内外に設けて、受診しやすい環境を作ることで、子どもたちの発達を支援しています」

地域の市民活動に医療の専門家も関わり始めた。西東京市の市民と歯科医師会の6年間の歩みは、全国的な医療の流れを汲んだものともいえる。2016年度の厚生労働省医政局の概算要求には「できる限り住み慣れた地域で、その人にとって適切な医療サービスが受けられる社会」を実現するためとして、地域医療や住民対話による普及活動もうたわれている。

西東京市歯科医師会は公益社団法人として活動していて、地域貢献も使命のひとつ。医療者からお伝えするばかりでなく、子どもを育てる人たちがどんなことを知りたいと思っているか、そこを考えながら、市民のみなさんと教育や広報活動に取り組んでいるところです。」

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相談会が終わった。するとさきほど質問していた方が廊下から「あのう」と話しだす。もういちど図書ルームを訪れて、先生に質問をしているようだ。専門家が、自分の街の児童館で、自分に寄り添って、心配事に応えてくれる。

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こそだてフェスタは、盛りだくさんのイベントであった。他にも助産師会のコーナーでは授乳に関することや、乳癌に関する知識を得るための模型があったり、整体師さんによる抱っこ紐の装着法や肩こりに関する簡単ストレッチなどのお話があったりと、実に有意義な内容だ。子連れヨガなども時間があれば、やってみたかった!
少子化と言われながらも、こういうイベントに参加すると子連れファミリーがたくさんいて、またこのように市民レベルで連携していると知ることで、何となく子育てにやさしい地域なのかなと安心できる。
子育ては出産して終わりではなく、むしろそこから始まるものであり、段階によって様々な悩みや不安も多い。そのような時に、このような育児を通した情報やコミュニティーの交流があるというのは非常に心強いと感じた。

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■こそだてフェスタ@西東京
https://www.facebook.com/kosofes24/
 
■公益財団法人西東京市歯科医師会(10/10ニュース)
http://www.0424ha.com/news/第6回こそだてフェスタ@西東京/

[文]yuka
[構成]のびのびーの!編集チーム

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