Vol.8 of 小金井子育て・子育ち支援サイト「のびのびーの!」

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【Vol.8】
乳幼児の冬の過ごし方 ~楽しく♪感染症予防~

佐藤牧子

 朝晩の冷え込みが厳しくなり、木枯らしもそろそろやって来ましたね。学芸大学のキャンパス内や小金井公園では、銀杏の香りや大量の落ち葉が、冬の訪れを感じさせてくれます。いつの時代も子どもは風の子!少々寒くても、何の其の。外遊びが楽しい季節ですよね。落ち葉や木の実を使った遊びや落ち葉焚き、秋~冬にしかできない体験やイベントもあり、外へ出る機会も多いのではないでしょうか。
 そして寒さと共に、もう一つやってくるのが、インフルエンザの流行です。その他、今年はマイコプラズマ肺炎の患者数が過去10年間で最高となりました。インフルエンザに限らず、子ども達の周りには、感染症が多く顕在していますので、月齢や年齢によって特有の病気があることも、知っておくと、急な体調の悪化にも対応しやすくなります。
インフルエンザ予防は大別して、以下のようになります。
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1.ワクチン接種
 ワクチン接種は、病気に対する抵抗力(免疫)を獲得し、防ぎます。副反応を心配して、消極的になっている親御さんもいらっしゃると思います。実際に病気にかかったときの症状と副反応の両面から、お子さんの体をよく知っている、かかりつけの医師に相談してみるのはどうでしょうか。
2.日常できる予防
 ①栄養と休養(睡眠):早寝早起きは、健康の鉄則です。加えて体力を付け、免疫力を高めることで、感染しにくい体をつくることが大切です。これから寒い時期は、食事に大根、ニンジン、白菜、かぶ、ほうれん草など、体を温め旬のものを取り入れて、免疫力を高めましょう。
 ②外出時のマスクの着用、外出後の手洗い・うがい:呼吸器感染(飛沫感染)に一定の効果があるとされています。また、外出時に手洗い場が無い場合に備えて、消毒薬のウエットティッシュや携帯用消毒ジェル、水筒にカテキン入りの飲み物を入れてなどを持ち歩くと便利です。乳幼児でうがいが難しい場合は、薄めたほうじ茶などを飲ませるだけでも効果があると言われています。「咳エチケット」という言葉も浸透してきました。他の人にうつさない、広めないことも大切にしたいですね。
 ③適度な温度・湿度:ウイルスは、低温・低湿を好み、長時間空気中を漂っています。適切な温度(16~20℃)、湿度(45~55%)と言われています。小さなお子さんほど、体温調節が難しいので、暖房器具だけでなく、衣服などで、こまめな温度調節を心がけてください。加湿器が無い場合は、絞ったタオルを部屋に干したり、カーテンに霧吹きで水分を吸わせたりする方法もあります。
 ④流行期の不要な外出(人混み)はできるだけ避ける:これから年末年始は出かける機会が多くなりますね。体調と相談しながら、負担の少ない行程にするなど工夫することもできます。外出時には、体温計や体温調節しやすい着替え、十分な水分補給、医療機関の診療時間などを調べておくことで、急な体調の悪化に対応しやすいです。また、イベントが多い時期ですが、インフルエンザの流行期には人混みを避け、感染のリスクを高めないことも有効です。
 インフルエンザに関しては、保育園、幼稚園~各種学校において、インフルエンザ等の出席停止期間変更がありました。学校保健安全法(文部科学省スポーツ・青年局)、感染症対策ガイドライン(厚生労働省)の改正に伴い、インフルエンザの出席停止期間は「発症した後5日を経過し、かつ、解熱したあと2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで」となりました。
 抗インフルエンザ薬の効果で、すぐに解熱はしますが、ウイルスが体内に残っていて、他の人にうつすことを避けるためとされています。出席停止の期間は、各園・学校等で、ご確認ください。
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 感染症予防に手洗い・うがいは欠かせませんが、習慣化するのは難しいと思っているのは、私だけでしょうか。子どもが3歳くらいから、一人で手洗い・うがいの習慣を身につけようと手を替え、品を替え試しています。おやつの前は、はりきってするのですが、大人が見ていないと、サッと水をかけただけで「洗ったよ」と、いうことも…。そんな我が子でも、手を洗う場所に、手洗いの仕方の絵を貼ることで、自分でやろうという姿が少しずつ見られてきました。また、絵本で間接的に伝えるということも、大切にしています。絵本の一節を使って「ぐりとぐらのおまじない」という絵本に、インフルエンザおっぱらえというお話があります。手を洗おうねというより、おまじないをかけよう!と、おまじないを唱えます。「ちちんぷいのぷ、ちちんぷいのぽんぽん」と言い始めると、楽しそうに手洗い・うがいをしています。手洗い・うがいが楽しい時間にできるといいですよね。
 また、私は日頃の読み聞かせの中に、子どもが読みたい本に加えて、特別もう一冊!という感じで、親の立場から知ってもらいたい、伝えたい思いが詰まった絵本を忍ばせています。読み聞かせは本を通じて、自然に子どもの心の中に入っていく魔法のような存在となっています。この冬、みなさんのご家庭でも、取り入れてみてはどうでしょうか。書店や図書館へ行ったときに、手にとって見てください。お気に入りの一冊が見つかるかもしれません。
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→我が家で読んだ本、
・ぐりとぐらのおまじない(なかがわ りえこ作:福音館書店)
・おててはぴかぴか(いとう ひろし作:講談社)
・さよならばいきんくん(わらべ きみか著:ひさかたチャイルド)
・かぜをひいたケイティ(シャーロット コーワン作:サンエンティスト社)
・ぼく、かぜひいちゃった(ディディエ デュフレーン作:ひくまの出版)
・ピーマンマンとかぜひきキン(さくら ともこ作:岩崎書店)
→これから読みたい本
・ぴかぴかのて(和氣 のりこ作:文芸社)
・はやくかぜなおってね(寺村 輝夫作:あかね書房)
・ばいきんがっこう(きむら ゆういち作:偕成社)

佐藤牧子
東京学芸大学附属小金井小学校 養護教諭。私立高校の勤務を経て現職。誰でも安心して利用できる、ホッとステーションとしての保健室を目指している。子育て5年目のママ。乳幼児期の子どもの成長・発達のおもしろさから目が離せません。

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