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各地で自主上映会が盛んに行われている映画「みんなの学校」。
気になりつつも、なかなか観る機会がなかったアタクシ。
子どもが学校からもらってきたチラシを見ると、
地元小金井で上映会と木村泰子元校長先生の講演会があるという。
これは、もう行くしかない!(文:よつば)

映画「みんなの学校」公式サイトより予告編 ⓒ関西テレビ放送

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上映が進むにつれ笑いが起こり、涙があふれ、みんなの気持ちがつながっていきます。「みんなの学校」はすてきな映画でした。家族や友人にも観て欲しい、私ももう一度観たい、そんな気持ちになりました。2015年9月4日金曜日、「みんなの学校」小金井上映会。約480名のみなさんが宮地楽器ホールでこの映画を観ました。

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上映会は、10時、14時、19時の全3回。平日にもかかわらず、開場時間前から並び始める人がいて、関心の高さに驚きました。

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ⓒ関西テレビ放送

映画の舞台となっているのは、大阪市立大空小学校。大空小学校って、どんな学校なの?
 
《大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの? そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。》

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今回の小金井の上映会では、いくつかの試みがありました。ひとつめは、バリアフリー上映に挑戦したこと。
 
「聴覚障がい者も楽しめる日本語字幕」
「視覚障がい者も楽しめる音声ガイド」
「車いす対応」
「介助者の入場料無料」
 
すべての子どもの学習権を保障する学校の映画なんだから、すべての人に観て欲しい。実行委員会では「コストはかかるけど、みんなでがんばってチケットを売ればなんとかなる!」と決断したとのことです。音声ガイド付上映には、バリアフリー上映の参考にしたいと、他市の方が視察に来ました。「障がいのない家族や友人と、同じ空間で、同じ感動を味わえることがうれしい」という視覚障がいの方の声を聞くと、こうした取り組みがもっと広がるといいなと感じました。

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ふたつめは、 上映会のあと、カフェを実施したこと。映画を見た方どうしで感じたことをシェアしたり、実行委員会のメンバーと意見交換したり、という時間です。おいしいコーヒーや紅茶を片手に、1時間はあっという間に過ぎてしまいました。第3回上映会のあとには、東京学芸大学・高橋智先生と大阪体育大学・田部詢子先生のトークセッションも。そのほか、こどもの権利条例の全文を手書きした模造紙や子ども・子育て支援活動のチラシなど、小金井ならではの展示もありました。

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みっつめは、 大空小学校の元校長・木村泰子さんを小金井に呼んじゃうこと。各地で上映会は行われているけれど、校長先生の話を聞けるなんて、そうそうあることじゃないぞ!……ということで、映画を観てすっかり木村泰子さんのファンになったアタクシは、「講演会にも絶対行こう!」と決意したのでした。

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9月12日土曜日。『みんなの学校』はどうやってつくったの?~木村泰子さん講演会が、東京学芸大学芸術館で始まりました。手話通訳と保育をつけ、当日資料は点字でも用意しました。

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「木村泰子さん、いらっしゃいますか?」
という司会者の声に、
「は~い‼」
と元気な声で手を挙げて、壇上に上がった木村泰子さん。そしていきなり「私、これ嫌いやねん」と、講演台を横へ押しのけようとします。慌ててスタッフが壇上へ駆け上がり、講演台を片付けました。「これがあると、みなさんのお顔が見えへんから。ホンマは、こんな高い所やなくて、下へ降りてみなさんの近くでやりたいねんけど」。そんな意表を突く展開から、講演会はスタートしました。

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「講演会では、いつも原稿は準備せず、参加されたみなさんの顔を見ながら話をするんです。それはなぜかというとね……」。
 
大空小学校での経験談からお話が始まりました。
「明日はええ話しよう、と思って、前の夜から準備して、集会で話したことがあるんです。いつもは動き回ることが多い大空の子どもたちだけど、じーっとして、よーく話を聞いてくれました。やっぱり、ええ話は子どもの心にも伝わるんやなあと思って、一生懸命話してました」。
 
でも、ちゃうんです、と木村泰子さんは続けます。
 
「入学以来、『いや』という言葉ひとつしか発してこなかった子が、スクッと立ち上がって、『校長先生、おはなし、終わり! お風呂入りたい!』って言ったんです。その瞬間、みんなの空気が一変しました。私が必死に話してるその雰囲気に、子どもたちは付き合ってくれてただけやったんです。私はそれ以来、前もって準備せず、みんなの顔を見ながら話すことにしています。だから、講演会の内容も、毎回ちゃうんです」。

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今回の講演会は、手話通訳付き。木村さんは、手話通訳者に対しても、「私、大阪弁やし早口やけど、このくらいのスピードやったら大丈夫ですか?」と気遣っていました。
 
「大空小学校は、不登校ゼロ。これは、子どもも、先生もです。そして、モンスターペアレントもゼロ。文句はあかんけど、意見はなんぼでも聞きます。」
「学校にとって、先生は『風』、地域は『土』です。校長先生や先生たちは数年でどこかに行ってしまうけど、地域の人はずっとそこにいる。学校を作っているのは、『土』である地域の人たち。学校は、先生のものではありません。」
「もし、上の人が間違ったことを言ったら、それは『違う』と言わなあかん。相手が校長でも、先生でも、同じです。」

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前半の講演1時間はあっという間に終わり、休憩をはさんで後半は質疑応答の時間です。この日の参加者はおとな276名と同伴のこども数名。市外からの参加者もありました。休憩時間に会場から集められた質問カードはなんと113枚。講演終了後は、木村泰子さんに質問したい、話をしたい、という参加者が長~い列を作りました。
 
お話を聞いて、「みんなの学校」をもう一度観たい、子どもと一緒に観たい、学校の先生たちにも観て欲しい! 思いが強くなると同時に、さらに木村泰子さんの大ファンになってしまったアタクシでした。

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木村泰子さんと、小金井上映会実行委員会のみなさん。このあとも全国各地で、たくさんの講演会や上映会があるそうです。さわやかに、軽やかに、まさに「風」のように。木村泰子さんは颯爽と、小金井を後にしました。
 
■全国自主上映会情報(公式サイトより)
http://minna-movie.com/jyouei.php#schedule
■「みんなの学校」公式サイト
http://minna-movie.com/
■「みんなの学校」小金井上映会Facebookページ
https://www.facebook.com/minnanogakko.koganei/
■書籍『「みんなの学校」が教えてくれたこと 学び合いと育ち合いを見届けた3290日』。著者は木村泰子さん、企画・構成は島沢優子さん。この秋小学館より刊行しました。
http://www.shogakukan.co.jp/books/09840163

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[40代女性・上映会
学校で大事なのは、先生だけでなく、クラスメートがそれを理解し支え合ったり伸ばし合ったりしながら成長していくことでした。映画には名前の出てこない「その他大勢」の子どもたちや保護者のみなさんの存在があってこそ、大空小学校は成り立っているのだろうと想像しました。
 
[40代男性・上映会
子どもたちが小さな声でも必ず返事をする。小さな声も個性、ちゃんと受け答えするのが大事なんだと気づいた。木村泰子校長先生が子どもからの一歩に「よし! まる! 素晴らしい! 涙出てくるわ! 嬉しい! 感激!」と褒め答える。これが愛であり信頼なのだと思った。これなら我が子にもすぐできる。私も小さなことから始めよう、今からでも。
 
[40代女性・講演会]
木村校長先生はそこにいるだけでパワフルで、存在感があり、オーラを醸し出していました。言葉の端々に「子どもが大好き!」という思いが満ちあふれていました。「みんなの学校」がすべての子ども、すべての大人の学校になっていったわけがよくわかりました。またお話を聞きたいです!
 
[50代女性・講演会]
印象に残っているのは、「先生は『風』、地域は『土』。校長先生や先生たちは何年かしたらどっかに行ってしまうけど、地域の人はずーっとそこにおる。学校を作っているのは、『土』である地域です」という言葉です。学校はみんなで学びあい、つくるもの。子どもも、先生も、保護者も、地域の人も一緒に。

[取材]よつば

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