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徒歩圏内に畑とお店と住宅街がぎゅっと集まる東京・小金井。
7人の子どもが、それらをつなぐ「野菜マルシェ」を開きました。
子どものやる気は、農、商、遊び場の専門家が支えてくれます。
保護者&市民レポーターが突撃取材、奮闘の模様をお届けします。
その2では野菜を商品に仕上げて運びます。全員ぶちょうに昇進!

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[前回のあらすじ]
それぞれの野望を胸に秘め、野菜マルシェ開店を志す7人の子ども。気に入りの野菜を農園で見つけて、セット商品を企画しました。必要な数を予想して集計し、資金の範囲で発注。みんなで収穫して仕入れを済ませたところです。
 
(保護者レポーター:まいこ×りえぞう×編集チーム)
さあ収穫できました。ポモナ農園のクラブハウスで、子どもたちは商品に必要な野菜を選び、袋づめします。

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商品タグを作ります。子どもたち、デコるデコる。

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野菜が息をするための穴のあいた袋に、手書きの商品タグを入れて、えい。赤いシールの機械で口を止めます。「よし!」。力強く頷き、満足の表情。子どもたちは学年問わず、シールが大好き。

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このとおり! さっきまで「材料」だった野菜が「商品」に仕上がりました。

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そこへ、ポモナ農園さんからさっき収穫したばかりのキュウリの差し入れが! 氷水でよく冷えています。低学年に先にキュウリをとらせてあげる高学年の風格。

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「でかっ!」
「パリパリ~!」
いい言葉が次々ととびだします。

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「今の感想を明日はお客さんに伝えられるといいね」と横山さんのアドバイス。この感動、そのまま売り口上に使います。続けて子どもたちは商品のポップ(はりがみ)を作りました。

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「ジャガイモサラダセット」
品種や味わいをほっこりと語りかけます。文章を考えるとき、自分の親に聞くとついつい甘えが出たり、親も我が子にムムムっ……。だけど、自分の親以外の人の話は素直に、真剣に聞き、難しそうなことにも挑戦できました。

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「冷やし中かセット」レシピ提案型。季節感を伝えます。欄外に知っていることは全部書く。書き手は普段飽きっぽい性格ですが、野菜柄には時間をたくさんかけました。

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「きゅうり1本100円」単位と値段は基本情報。しっかり出す。書き手はクールな高学年ですが、差し入れのきゅうりを食べ終わってから「うまいよ!」と小さくひとこと書き足しました。

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夕方、収穫した野菜を袋詰めし、背中のリュックサックに積み込み、農園を出発しました。子どもたちがバス停に向います。明日の納涼祭りに向けて、商店会事務局に野菜を運びます。

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五日市街道近くを発車したcocoバスは、子どもたちと採りたての野菜をのせて、大きく右折。小金井街道を横切り、北大通をまっすぐ西へ。

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cocoバスの中では静かに静かに。リュックには大切な野菜が入っています。さあ到着しました。

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ナンジャモンジャ・京王通り商店会事務局に到着。商店会長の松井さんが待っていてくれました。

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松井さんに企画した商品を知らせ、仕入れ値を報告します。この地域に住む人をよく知っている松井さんに、商品の袋ひとつひとつの値段を付けてもらうことに。

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それから、すべての商品単価と数を書き入れた表を作ります。これがいわゆる「棚おろし」。

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高学年の子どもたちが、すべての商品数をすばやく数えます。低学年は見習いです。

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商品数と単価が決まりました。売り抜けばしめて19300円なり。

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手元のお金も金種ごとにすべて数え、記録します。

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学年、月齢ごとに発達段階の異なる子どもの世界は能力主義がそのまま年功序列。マルシェのルールは「お金は高学年」。そこで手を出しませんが思い切り身を乗り出す低学年。お金にさわってみたいのです。

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このあたりからは桁が大きいので電卓を使います。電卓は2回たたくか、2人で検算して間違いを根絶します。経理の基本。これで、ぜんぶ売り上げた時の売上見込みが立ちました。松井さんとともににらんだ目標総額は19300円。かなり強気の目標ですがさてどうでるか!?

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「なりたいぶちょうになる」。それがこども野菜マルシェの人事です。子どもたちは松井さんに、お祭りでやりたい仕事を打ち明け、辞令を交付してもらいました。役を持つと、やる気がぐっと増すのだと松井さんはいいます。

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7人のぶちょうが誕生しましたがそのうちおふたりを紹介します。高学年「きゅうりぶちょう」。ミーティングできゅうりの単品販売を最初に考えたのはこの人でした。塩で氷の温度を下げるのを考えたのもこの人。クールなポップも書きました。まさに満を持してきゅうりぶちょう就任です。

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低学年「いらっしゃいぶちょう」。この人は活動中、なにか発表するたびに胸がいっぱいになって涙がぽろぽろ。声になりませんでした。それでも明日のマルシェでは「いらっしゃいと言うんだ」という強い決意があります。

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「商い」の生み出す人の温もり、街の温もり。
商店会が創造する新しい地域広域ネットワーク。
 
「商い(あきない)」の語源は8千年の昔。収穫活動とむすびついたことばでした。農の現場では、収穫物や織物などの交換が「秋(あき)」に行われていたといいます。ところがサラリーマン家庭の子どもは年間を通じて、お金にも作物にも触れることがなかなかありません。家庭は仕事の現場から切り離されています。やまわけを待てずに、お金をポケットに、野菜を口に、うっかり入れてしまうのではないでしょうか。心配する親たちの声に、松井さんは力強く「大丈夫、子どもを信じていい」と頷きます。
 
松井さんご自身は園児のころから家業を手伝いました。お店の人に売上金を渡されて、預かったこともありました。父や祖父が金庫からお金を出し入れするのも見ていました。配達し、よくやったとお小遣いをもらえば駅前の「キューピー堂」というおもちゃ屋に飛んで行って、なにを買おうか考え抜いたものです。商いの帝王学ともいえる環境に育った松井さんが、小金井の子どもに贈る教育環境。それは、人が信用され、自由に活動できる「市場」でした。
 
松井さんが会長を務めるナンジャモンジャ・京王通り商店会は、これまでも地域の教育活動を支援しています。東京学芸大学附属小金井小学校5年生の授業では子どもが仕入れた物産品に販売の場を提供しました。商店会が学校と協働する事例は全国規模で多くなっており、地域の力で生きた学びの場が広がっています。

松井さんはこの納涼祭りで、地元商店会の新しいギフト券を発行しました。まずは若者や主婦の声に耳を傾け、このところ評判の高い市内全域の商品を丁寧に聴き取りました。松井さんが店長ひとりひとりに電話をかけると、ギフト券の理念に賛同する「利用可能店」はあっというまに50店舗に。小金井市には19の商店会がありますが、通常は「徒歩圏の消費者」しか顧客の対象とはなりません。このギフト券、つまり地域通貨は「いい品がほしい生活者」が自分の足で市場を広げてくれます。商いが所在地にしばられず、商品性でネットワークするのです。
 
「京王通り商店会、おもしろいよね」。小金井の他の商店会メンバーに聴くと、そんなことばが口々に返ってくるようになりました。松井さんは「商」を切り口に、事業者と生活者の両方に活力をもたらす新たな枠組みを創造し続けています。
 
●松井大平さん(まつい・だいへい)
ナンジャモンジャ・京王通り商店会会長
https://www.facebook.com/keiodoori
小金井市在住。1954年創業の新聞販売店三代目センター長。大学卒業後アパレル業界を経て小金井に戻り、店を継ぐ。2009年、およそ40年の歴史を持つ京王通り商店会会長に抜擢。地元小金井北部の老舗店や青年起業家から寄せられる信頼は厚い。東日本大震災の翌月には小金井市商店会連合会の有志と被災地入り。以降4年にわたり、年間10回、被災地の商工会有志を小金井に迎え、東北の物産品の駅前販売を支えた。

[取材]保護者&市民レポーターのみなさん [企画/構成]小杉圭子

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