パパ、育休中

 
 
 ただいま会社から一年間の育休を頂いて、妻と3歳の娘と5ヶ月の息子と家族4人で毎日一緒に暮らしています。元気一杯の娘との遊び、息子の抱っこやオムツ替え、掃除や洗濯、料理と皿洗い、子どもの食事に歯磨き、お風呂に保湿にお着替え、寝かしつけ、夜泣き…などなど、妻と分担してもやることは一杯で、一日はあっという間。慣れない家事や育児に妻とのケンカも絶えず、「仕事してる方がよっぽど楽だ…」と思ったりもしますが、子ども達と過ごせるこのかけがえのない日々を大切に過ごしたいと思っています。 
 
きっかけは「パパ休暇」 
 

 3年前に上の娘が生まれた時は、ゴールデンウィークに有休を加えて産後2週間程お休みを頂いたものの、その後は残業や海外出張で思うように育児に関われず、ましてや育休を取ろうだなんて夢にも思いませんでした。あの時、初産後の痛んだ身体で初めての授乳や抱っこに日夜悪戦苦闘していた妻をもっと支えてあげればよかった、娘が赤ちゃんだった時にもっと触れ合ってあげればよかった、そんな思いもあって、この5月に下の息子が生まれる際には、産後少なくとも1ヶ月、できれば2ヶ月くらいはと、予め8週間の育休(通称「パパ休暇」制度*)を会社に申請しました。幸い二人目ということもあってお産も授乳も比較的順調でしたので、8週間の育休中の私の役割は、主に上の娘と過ごすことになりました。8週間はあっという間で、それは育児を通じて家族と過ごすことができる素晴らしい時間でした。育休も終わりに近づくにつれ、この一度切りのかけがえのない機会をもう少し持ちたいとの思いが募り、2ヶ月の復職期間を経て、改めて1年間の育休を取らせて頂くに至りました。 
 
ママが働いてなくてもOK? 
 

 以前は父親の育休は「母親が病気等で育児に支障をきたした時に取るもの」とか「共働きの夫婦が交代で取るもの」とのイメージを持っていました。でも取ろうと思って調べてみると、制度上育休は母親が専業主婦でも取れるし特別な理由も要らないこと*を知りましたし、雇用保険から産後1年間(最初の半年は7割、残りの半年は5割)の給与補填を受けられること*も知りました。実際に育休を取ってみても、パパとママの二人で育児に臨んでいっぱい接してあげれることは、子どもにとって、特にママが赤ちゃんで忙しくて寂しい上の子にとって、この上ないメリットだと感じています。経済的にも雇用保険からの給与補填と貯金で、贅沢はできないけれど何とかやっていけそうです。ただし制度は整っていても会社は仕事を減らせないし人も増やせない現実にも直面しました。職場の理解と支援の下に育休が成り立っていることを心に留めて、同僚への感謝の気持ちを忘れないことも大事だと思います。 
 

 目覚ましのアラームをつけずに寝て、子どもたちと共に起きて、ゆっくり朝ごはん食べて、一緒に洗濯して、近くの公園を散策して…。もちろん大概はドタバタしてますし、子どもに手を焼いて心穏やかでない瞬間も多いですが、そんな何気ない、子どもの目線に立った地域に根ざした暮らしを日々送れることが、今この上なく幸せです。 
 

*制度の詳細については厚労省イクメンプロジェクトのwebサイト(https://ikumen-project.mhlw.go.jp)に分かりやすくまとまっていますのでご参照ください。 
 

Yパパ(前原町在住、3歳と0歳5か月)